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【建設業経営者の方向け】手間請けの相場について分かりやすく解説

建設業で手間請けの相場を考慮する理由

建設業界において、「手間請けの相場」を知っておくことは手がける案件の費用感覚を掴むことや、他社との競争優位性を維持する上で役立ちます。

本記事では、建設業界の手間請けの相場を知り、どのように活かすかについて詳しく述べていきます。

手間請けとは

まずは手間請けについて解説します。

手間請けとは、施工にあたっての材料は元請けが支給し、協力会社の労務費だけを提供する請負形式を指します。

手間請けの相場を左右する要素

手間請けの相場は、以下の要素によって左右されます。

労働市場の状況

需要と供給のバランスが、手間請けの相場に大きく影響します。

需要が強く供給が不足する場合、相場は高騰することがあります。

逆に、供給過剰で需要が低迷すると、価格は下がることがあります。

建設業においては慢性的に人手不足が続いているため、労働市場という観点では需要に対して供給が追いつかないという状況が多く見られます。

この状況は今後も続くと予想されており、職人さんの高齢化などもあり、更に供給不足が深刻になる可能性があります。

地域特性

地域によって手間請けの相場が異なることがあります。

労働力のコストや物価などの地域差が、相場に影響を与える要因となります。

また、地域によって業種ごとの需要も変わることもありますし、近隣の地域で長期間の大きな施工があれば、そこに労働力が集まることで相場が上がることもあります。

施工の品質

施工の品質も、手間請けの相場に影響を与えます。品質の優れた事業者の場合、相場は高くなってきます。

他業者との競合状況

競合他社とのコスト競争も、手間請けの相場に影響を与えます。

価格競争で案件を獲得する会社が多いと、手間請けのコストも切り詰める必要が出てくるため、相場は下がってきます。

ただし、職人さんの不足が叫ばれるなかで、単価を下げて職人さんを集めるのは難しくなるでしょう。

手間請けの相場を把握する方法

手間請けの相場を把握するための方法は以下の通りです。

インターネットでの検索

ウェブを利用して、手間請けの相場に関する情報を調べることができます。

インターネット上では、業者間での価格やサービス内容を比較しやすいです。

また、インターネット上の情報では国土交通省の発表している「公共工事設計労務単価」が参考になります。

公共工事設計労務単価とは、国土交通省が発表している、公共工事の積算に用いる労務単価を指します。

公共工事設計労務単価は職種別・地域別でも掲載されているため、様々な条件で相場の参考になります。
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00130.html

業界の動向

同業他社や取引先とのつながりを作り、情報交換する形で相場を把握することができます。

特に、同じ地域、同じ業種の会社とのつながりを作っておくと、その場所でしか知りえない相場感を得ることができます。

ただし、それらは統計的な情報ではないため、そこで得た情報が正確であるかは判断が難しくなります。

そのため、同業他社から情報収集をする際は、その相場で協力会社が集まっているかも確認しておく必要があります。

見積もり

協力会社からの相見積もりをもらうことで、相場感を把握することができます。

手間請けの相場を知ることのメリット



手間請けの相場感を意識することで、以下のようなメリットがあります。

施工における費用の把握

施工における費用を正しく把握することで、その案件をいくら以上の金額で請けるべきかの判断ができるようになります。

売上額が大きい施工であっても、粗利益が赤字になってしまうことがあります。

そういったことを防ぐ上でも、手間請けの相場を知ることが重要です。

また、施工における費用を把握することで、自社で確保しておくべき予算が分かりやすくなります。

協力会社の選び方

手間請けの相場を把握することで、最適な協力会社を選ぶことができます。

価格だけでなく、技術や実績も考慮に入れて、適切な業者を選択しましょう。

また、協力会社を選ぶ際は、以下の点にも注目するといいでしょう。

・協力会社の実績や評判を調べる。
・依頼する業務に適した専門知識を持った協力会社を選ぶ。
・信頼できる担当者がいるかどうか確認する。
・契約内容や納期、アフターサポートなど、重要な条件を明確にする。

こういった点と、協力会社の見積もり、相場感とをあわせて総合的に判断していくと良いでしょう。

建設業界における手間請けの相場の将来予測

手間請けの相場は、経済成長や技術革新、政策の変更など様々な要因によって変動します。

ですが、職人不足が続いている業界であるため、景気変動といった要素を除くと、手間請けの相場は上がってくる可能性が高いでしょう。

要点のまとめ

建設業経営者にとって、手間請けの相場は事業戦術に活用できる重要な情報です。

相場を左右する要素や把握方法を理解し、費用計画やリスク対策、協力会社選びに活かしましょう。

また、将来の市場動向に注意を払い、適切な価格戦略を立てることが重要です。

協力会社を探す際には、元請けと協力会社のマッチングサービスである助太刀の活用もぜひご検討ください。


助太刀は全国で18万の事業者が登録しており、効率的に協力会社とつながることが可能になります。

協力会社の確保は今後も建設業の大きな課題となります。助太刀を活用して、協力会社を確保しておくことをぜひご検討ください。

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よくある疑問点

Q: 手間請けの相場が高騰すると、どのような影響がありますか?
A: 案件のコストが増加し、利益率が低下する可能性があります。

Q: 地域特性が手間請けの相場に与える影響は何ですか?
A: 労働コストや物価、地域差が手間請けの相場に影響を与えます。

Q: 見積もりを通じて手間請けの相場を把握する方法は?
A: 複数の協力会社から見積もりを取り寄せ、比較することで、相場を把握できます。

Q: 将来の手間請けの相場を予測するために注意すべき点は何ですか?
A: 経済成長や技術革新、政策の変更など様々な要因を考慮し、市場動向を随時チェックすることが重要です。建設業は人手不足が続いているため、景気動向や技術革新の要素を除くと、需要に対して供給が不足する状況が続く可能性が高いです。

この記事を書いた人

助太刀編集部

助太刀編集部

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