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【計装】助太刀社員活用で未経験者採用に成功!組織に新たな風を吹き込む

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神奈川県大和市に本社を構える有限会社水島計装(以下、水島計装)では、同業種のネットワークを活用して、経験者を採用し続けていました。
社員の平均年齢は30〜40代が中心であり、即戦力の安定的な採用に成功しています。

ですが、水島計装では並行して助太刀社員で募集を行い、計装未経験者2名の採用に成功しました。
既存のネットワークで安定的な人材確保ができるなか、なぜあえて助太刀社員を活用したのか。
そこには、会社の長期的な発展のために、新たな価値創造の源泉となる多様な人材を積極的に迎え入れたいという想いがありました。

記事のポイント

会社情報

・有限会社水島計装
1975年創業。横浜市にて計装工事を営む。
病院、学校、研究所、物流センター、オフィスビル、ホテル等の大型ビルの施工を主とする。

インタビュー者紹介


水島 剛 さん(写真中央、以下敬称略)
水島計装の二代目、計装業界の会社で5年間の勤務を歴て、家業を継ぐ。

Fさん(仮名、写真左)
函館出身、26歳。
荷揚げの仕事を経験した後、2024年8月に水島計装に入社。趣味は筋トレ。

T さん(仮名、写真右)
厚木出身、20歳。
電気工事会社にて施工管理を経験し、2024年5月に水島計装に入社。趣味はBBQ。


水島計装は助太刀社員部門にて百名社にもノミネートされている

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計装業界を草創期から支え続ける

── 御社の事業について教えてください
水島:当社は計装工事を専門とし、今年で創業から50年を迎えます。商流はサブコンから工事を請けることもありますし、メーカーから請けることもあります。

創業者は私の父で、電気工事業から計装に事業を転換しました。
当時は計装という業界ができたばかりの草創期で、高度経済成長に伴うプラント需要を追い風に事業を拡大していきました。
計装工事に誇りを持っており、計装工事に専門特化したことで技術力を高めていくことができました。

全ての関係者と平等で公正な関係を

── 御社が大事にしている価値観はありますか?
水島:創業以来、当社が一貫して大切にしてきたのは、全ての関係者にとって平等で公正な環境を創造することです。

お客様を含めた全てのステークホルダーに対して平等であること。
たとえ経営者の収入が一時的に減ったとしても、社員や協力会社、材料販売社への支払いは最優先であるべきだと考えています。
それは、会社として最低限守るべき責任であり、信頼関係を築くための基盤だと信じているからです。

── 素晴らしいお考えですね
水島:子どものころは、どうしてそんな自分が損をするようなやり方をしているんだろうと思っていましたが、自分が経営者になって父の考え方の重要性が実感できました。

どれだけ会社として金銭的な成功を得ても、関係者が適切な報酬を受け取り、自分たちの手掛けた仕事に達成感を感じなければ、幸せには繋がりません。

── 御社の求人は条件面の良さが特徴かと思いますが。これもそういったお考えによるものなんですね。
水島:自社の条件が良いかどうかは実感がないのですが、弊社の社風として、利益の還元を大事にしていますね。

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技術革新や競争の激化が課題

── 助太刀社員を活用する前の御社の採用状況について教えてください。
水島:実は、当社では外部の求人媒体を使ったことがなく、紹介だけで人が増えていました。社員数はいまで20名になります。

── 紹介だけで人が増えるのは珍しいですね。
水島:同じ地域の同業者のネットワークがありますので、そこから安定的に採用できています。だいたい年間で3名くらい採用できていますね。

── 御社の平均年齢も伺えますか?
水島:だいたい30代〜40代ですね。

── お聞きする限り、人材面での課題は無さそうですね。
水島:差し迫った課題は少ない方だと思います。
ただ、技術革新や競争が激化していくなか、変化に対応できる組織体制を作る必要性を感じていました。

── 変化に対応できる組織体制ですか?
水島:当社に入社してくる方は同業者の方が多く、即戦力として活躍頂いています。
ですが、計装業界経験者ばかりですと、どうしても発想が似通ってしまう傾向があると感じていました。

また、新しい技術に対して、柔軟にキャッチアップして取り入れられる組織にしていきたいと思っていました。

── なるほど。即戦力として活躍できる人材は確保できているものの、組織としての変化対応力という点に課題を感じていたということですね。
水島:明確な課題として認識していたわけではないですが、漠然とした課題感のようなものはありました。
その他には、従業員にとって良い会社にするために、どんな取り組みをすべきかという点も課題意識はありました。


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協力会社探しで得た気づき

── 助太刀社員を活用したきっかけを教えてください。
水島:もともとは協力会社探しで「助太刀」を使い始めました。
同業者ネットワーク外の人とつながることができることに興味を感じ、ためしに助太刀を使ってみました。

── 結果はいかがでしたか?
水島:新しい発見がありましたね。計装の経験がない方にお仕事をお願いしたのですが、私達と全く違う考え方で面白いと感じました。
また、計装の経験がないからこそ、当社のやり方を0から覚えて頂ける、そんな伸びしろに魅力を感じました。


── 未経験であることが逆に御社にとってメリットだったんですね。
水島:この経験から、社員採用についても外部の方に入社いただくことが、組織にとってプラスになるのではないか、と考えるようになりました。
そこで、社員採用においても助太刀を活用することで、これまでとは違う層の人材にアプローチできるのではないかと考えました。

採用のノウハウは助太刀のコンサルタントから

── 助太刀社員を活用した感想を伺えますか?
水島:多様な人材がという点はもちろんですが、担当コンサルタントのサポートもありがたかったです。
当社では外部の媒体を使った採用の経験が無く、どうやって自社をPRしたらいいのかなど、採用のノウハウが全く無い状態でした。

そもそも自社の待遇が他の会社と比べて良いのか悪いのかも全くわかっていなかったので、担当のコンサルタントに意見をもらいながら、訴求すべきポイントを定めていきました。

── 求める人物像は、新しいことを素直に学び、変化に柔軟に対応できる人でしょうか?
水島:はい、そうです。新しいことに積極的に挑戦し、それを楽しめる人ですね。
能力については個人差がありますし、仕事を覚えるスピードも同様です。

大事なのは、学ぶことを面白いと思えるかどうかです。
私自身もそういうタイプなので、同じように新しい取り組みを楽しいと思ってくれる人だとありがたいです。

こういったターゲットイメージも、助太刀のコンサルタントと打ち合わせするなかで明確にしていきました。

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2名の未経験者採用に成功!新しい風が発展の原動力に

── 結果、2名の採用に成功したんですね。
水島:はい。2名とも20代で、計装未経験の方です。
未経験ですが、2人とも仕事への意欲があり、他の社員やお客様にも可愛がられています。

また、未経験者が入社することで社内にも変化が生まれています。

── 具体的なエピソードを伺えますか?
水島:仕事の傍らで、電気工事士の資格を取るために勉強をしていていたのですが、その姿を見た他の社員も触発されて電気工事士の受験勉強を始めました。
今回の試験には今までで最多の人数が受験する予定です。

また、当社は2025年の3月から完全週休2日制に移行するのですが、これも新入社員の影響です。
「うちの会社っていつから週休2日制になるんですか?」と、疑問を投げかけてくれたことがきっかけで、完全週休2日制への移行を決めました。

こういった良い変化が生まれているのは、まさに未経験の方を採用したからこそだと思います。

── 新入社員の方の疑問が、会社の制度改革につながったというのは素晴らしいですね。
水島:本当にそう思います。

未経験の方の率直な疑問や意見は、組織の慣習や固定観念にとらわれず、新しい視点をもたらしてくれます。
まさに組織の活性化の原動力になっていると実感しています。


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停滞せず、新しい挑戦を続ける

── 最後に、御社の今後の展望についてお聞かせください。
水島:会社をどんどん大きくしていきたいといった気持ちはないですが、停滞していきたくないと思っています。

我々の業界も技術革新の連続ですので、新しい製品がどんどんできてきます。
業界内の競争も激しくなってきますし、世界にも多くのメーカーがあります。

そういった状況で取り残されないよう、当社としても新しい取り組みにチャレンジしていきたいと思います。
新しい顧客の開拓もそうですし、新しいメーカーとの取引も広げたいです。

そのなかで人材が足りなくなれば、必要に応じて増やしていきたいですね。

転職者の声(Tさん)


前職では朝7時半から終電まで残業が当たり前で、教育体制も整っていませんでした。 1年ほど勤めましたが、将来的に長く続けられるイメージがわかなかった事が転職のきっかけです。 たまたま前職の先輩から「転職するなら計装がいい」と勧められ、計装の会社を探し始めました。 最初は待遇面や福利厚生に魅力を感じて応募しましたが、面接を通じて会社の雰囲気もわかり、入社を決意しました。 入社後にあらためて感じましたが「こんな社員ファーストな会社があるんだ」と驚いています。 今後は先輩たちのような職人や施工管理を目指していきたいと思っています。

転職者の声(Fさん)

もともと函館で荷揚げの仕事をしていましたが、パーソナルトレーナーになりたいと思い、東京に引っ越してきました。 ですが、私はトレーナーよりも自分で体を動かす方が好きなのだと分かり、建設業に戻ろうと考えて転職活動を始めました。 たまたまTikTokのタイムラインに「転職するなら計装がいい」と流れてきたことがきっかけで、計装の仕事を探し始めて、水島計装を知りました。 面接のときに、直感的にいい会社だと思って入社を決意しました。 いまは仕事をすればするほど新しいことが学べて楽しいです。人間関係もよくて仕事がしやすいですし。 今後、計装職人としてもっと知識をつけたり技術を身に付けていきたいです。

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この記事を書いた人

助太刀編集部

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