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【リフォーム】評価制度の訴求&ありのままを見せるスタイルで2名の採用に成功

会社情報

東栄住宅設備株式会社 
神奈川県海老名市に本社を置くリフォーム会社。平成20年に設立され、30名程度の社員が在籍。個人宅をメインとした訪問営業と品質の高い施工を行い、堅調に規模を拡大。

記事のポイント

  • お客様との関係性を重視する社風で顧客を増やし、安定成長。課題は顧客と信頼関係を築ける職人の採用。
  • 評価制度について強く訴求。HPやSNSを活用し、飾らない自社の姿を発信。結果、2名の採用に成功。
  • 今後は新会社の立ち上げや、研修、倉庫施設の拡充を目指す。

インタビュー者紹介


島村 琢人さん 
東栄住宅設備株式会社 代表取締役
リフォーム会社で営業を経験し、共同創業者とともに東栄住宅設備を立ち上げる。

転職者紹介


・氏家 昌尚さん
リフォーム会社で多能工として6年勤務した後、東栄住宅設備に転職。


・植村 俊太さん
高校を卒業後、足場鳶を3年勤めて東栄住宅設備に転職。

顧客とのコミュニケーションを重視し、安定成長の実現

ーーよろしくお願いします。まず、御社の事業内容について教えてください。


島村:弊社は、個人宅を対象としたリフォーム業を行っています。設立は平成20年で、今年で16年目になります。社員数は30人程になります。

ーー継続的な成長の秘訣は何ですか?

島村: 規模が大きくなったと感じたことはありませんが、地道な努力を積み重ねることが第一だと思います。

ーー業界の中で、御社の特徴や強みは何ですか?

島村: 私たちの強みは、お客様とのコミュニケーションを大切にすることです。技術だけでなく、お客様との良好な関係を築くことを重視しています。例えば、施工中にお客様への案内や挨拶を忘れずに行ったり、トイレまでの導線を案内するなど、安心して任せて頂けるよう努力しています。
また、社員全員で朝に社内外の掃除を行い、近隣の方々と良好な関係を築くことを大事にしています。

ーー事業上の課題やこれまでの採用経緯について教えてください。

島村:案件は豊富にあるものの、施工できる人材が足りないという課題がありました。 直近では工事がずっと入り続けており、3ヶ月待ちの状態が続いていました。これまで様々な求人媒体を利用してきましたが、なかなか弊社に合う人材に出会うことができませんでした。

ーー求める人物像を教えてください。

島村:技術も大事ですが、それ以上に人間性を重視しています。まわりの人に対して誠実な人物や、なにかあった時に、きちんと自責して、成長していける人材を求めています。

ーー技術よりも人柄なんですね。

島村:弊社はお客様とのコミュニケーションを大事にしていますので、人柄を最も重視しています。

ーー人柄を見極める上で意識している事などはありますか?

島村:例えば、前職の会社を辞めた理由を聞いています。自責思考がない方は誰かのせいにしがちですが、自責思考ができる方は他人のせいにしません。そういった点で判断をしています。

会社のありのままの姿を発信

ーー助太刀社員を活用する上で、新しい取り組みはありましたか?


島村:担当コンサルタントからさまざまな提案をもらいましたので、それを実施していきました。

ーー例えばどんな提案がありましたか?

島村:弊社では 2年ほど前から、評価の見える化を行っています。これを求人に大きく打ち出すようにしました。

ーー評価の見える化ですか?

島村:評価制度がないと、自分が成長しているのかが分からず、どこを目指したらいいのかも曖昧になってしまいます。それを見える化することで、社員が自分の成長を感じられるようになり、モチベーションの向上に繋がっています。

ーーその他、採用活動を行うなかで意識している点などはありますか?

島村:InstagramやTikTokなどのSNSや、ホームページを活用して会社の情報を発信し、求職者に当社のことを知っていただくように心がけました。特に意識している点としては、飾る感じではなく、ありのままの姿が見えるようにすることです。

ーー結果、助太刀社員を活用してみていかがでしたか?

島村: 助太刀社員を活用した結果、質の高い応募者が集まりました。他の求人媒体と比較して、応募者のスキルも人間性も高かったです。おかげで2名の採用に成功しました。

ーー担当コンサルタントのサポートについてはいかがでしたか?

島村:とても満足しています。提案内容もそうですが、本当に弊社のことを一生懸命に考えてくれているのが伝わりました。だからこそ、担当コンサルタントに言われたことはキチンとやろうと思えました。

ーー今回入社された2名について、感想や期待していることを教えてください。

島村: 氏家さんについては、すでに十分な経験と技術を持っていますので、作業面は安心して任せられます。また、現場でお客様と接する際の態度やコミュニケーション能力も非常に高いです。さらに成長し、多能工としてのスキルを活用して新たなチャレンジをしてもらいたいですし、将来的には人を育成する立場にもなってほしいと考えています。

ーー植村さんについてはいかがですか?

島村: 植村さんは若くて元気があり、人柄も非常に良いです。今は新しいことを学ぶ過程にありますが、将来が非常に楽しみです。彼もまた、今後の成長と共に会社の重要な戦力となってくれることを期待しています。

新たな事業展開と次世代への思い

ーー今後の展望について教えてください。

島村: 今までは訪問営業のリフォーム業を行ってきましたが、今後は反響営業を主とする新しい会社を立ち上げ、ショールームを設けようと思っています。
また、研修、倉庫施設を作り、社員が技術を学びやすい環境を整えようと思っています。
その際はまた求人の募集も必要になりますし、協力会社も募りたいと思っています。

転職者の声

氏家さん
39歳からは建築業界に入りましたが、前職では人間関係のストレスがひどく、家族の勧めもあって転職を決意しました。 転職活動では100社以上の求人情報を調べましたが、その中で最終的に選んだのが東栄住宅設備株式会社でした。面接での社員さんの挨拶や誠実な対応に感銘を受け、内定を迷わず承諾しました。 「仕事は楽ではない」といった点も正直に伝えてくれたことが決め手でした。 東栄住宅設備に入社してから、会社の雰囲気が本物であることを実感しています。これからも様々な仕事にチャレンジできることが楽しみです。人間的にも成長できる環境に大いに満足しています。
植村さん
高校を卒業後、足場の仕事を3年間やっていました。体を動かすことが好きで、スーツを着るより現場で働く方が自分に合っていると感じていました。しかし、残業も多く、体力的にもずっと続けることが難しいと感じて転職活動を始めました。 東栄住宅設備株式会社に出会った時、SNSやホームページで会社の雰囲気がよく分かり、応募を決意しました。 面接時の対応も良く、誠実な会社だと感じ、内定を迷わず承諾しました。 現在は内装の仕事をメインに、多能工として様々な作業を経験しています。毎日が新しい挑戦で飽きませんし、人間的な成長も実感しています。特に、同じ時期に入社した二人には負けたくありません。東栄住宅設備での仕事にやりがいを感じながら、これからも成長し続けたいと思っています。

この記事を書いた人

助太刀編集部

助太刀編集部

助太刀ブログは職人と建設会社つなげるプラットフォームサービス「助太刀」から生まれた、 建設業の課題を解消するためヒントとなるメディアです。 最新のイベントやノウハウだけでなく建設業にかかわる人にとって価値のあるコンテンツをお届けしていきます。

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