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多能工育成のメリットと確保方法をご紹介!

今回は株式会社助太刀主催で「多能工育成のメリットと確保方法をご紹介!」と題し、ウェビナーを開催しました!
今回お話しした内容を一部抜粋し、レポートとして公開します!主に以下のような点に関心や課題感をお持ちの方を対象として、お話ししました。

  • 工種の入替がないことによる工期の短縮、手戻りの縮小、人材の有効活用、コスト縮減
  • 一連の工事で同一の者を配置できることによる品質の向上、業務改善範囲の拡大
  • 多能工を採用・確保したいが見つからない
  • 多能工を育成したいが方法がわからない
  • 多能工を育成したいが余裕がない

【アジェンダ】
1.助太刀の会社紹介
2.建設市場の現状
3.多能工推進の背景・現状
4.まとめ

助太刀の概要
当社は、建設現場で働くすべての人を支えるアプリ「助太刀」を運営しております。登録事業者数は16万を超え、建設業界におけるマッチング領域では圧倒的なシェアを誇ります。「助太刀」では建設業界のあらゆる課題を解決するべくマッチングサービスをはじめ、求人、ファクタリング、EC など様々なサービスを展開しております。「助太刀」は国土交通省の「令和2年度i-Construction大賞」において国土交通大臣賞をしており建設業のDX を推進する優れた取り組みとして評価いただいております。

多能工推進の背景

多能工化を推進することになった理由は、いくつかあります。
まず、人口減少や高齢化が進む中、建設業は他産業と比較して高齢者が多い産業構造となっており、近い将来において、これらの高齢者の大量離職が見込まれる状況にあります。
建設業が引き続き重要な役割を果たしていくためには、将来の建設業を支える担い手の確保が急務となっています。


そこで、国としても、担い手の確保だけでなく担い手の減少に見合う「生産性向上」についても政策誘導を行う必要があり、地域社会を支える中小・中堅建設企業の生産性を向上させるためには、建設現場を担う技能者の専門技能の幅を広げることによる多能工化が有効であると考えました。

多能工化の現状

労働人口の減少に見合った生産性の向上を目的に推進された多能工化ですが、現状を確認していきます。


約9割の企業が多能工を必要と回答しておりますが、実際に多能工がいる割合は5割程度となっています。
約50%が多能工を必要としているにもかかわらず、確保ができていないのが現状です。

多能工化が進まない理由

多能工化が求められているものの、実際に多能工化に取り組まない理由としては、以下の通りです。


技能者の不足はもちろんですが、人材がいても当人が多能工化を希望しないという現状が伺えます。
その要因として、単能工と多能工の処遇(給与や役職)が同一であったりすることも希望者がいない理由に拍車をかけています。
また、育成費用についても、自社の社員の教育訓練のみであれば、1ヶ月50万程度の訓練費用と宿泊費、及び研修期間の月給ですが、新たに社員を採用し多能工として育て上げるためにはこの費用に追加で40~60万円程度の採用費用が発生します。
自社の社員は現在抱えている工事もあることから、研修受講の余裕が無く、社員を新たに増やす会社様の方が多いのではないでしょうか。

多能工の育成期間

多能工化するための期間が長いという意見も多くありましたが、実際にどれくらい育成に時間がかかるのか確認していきます。
1~2年程度が25%、2~3程度が23.8%、3~4年が12%、5年以上が14.7%と全体の4分の3が、年単位の時間をかけていることがわかります。


多能工の育成には多くの時間をかける必要があり、そもそも人手に余裕がない企業や不足している企業は現在の人員では育成する余裕がなく、多能工化を進めることが難しいということが推測されます。

多能工を確保するために

人手が不足しており、多能工化を進めたい企業はどのように多能工を確保すればいいのか。
助太刀では多能工の確保にご協力できる可能性があります。


助太刀は建設業に特化した人材サービスをご提供しています。
現在18万事業者を超えるユーザー数を誇り、既に多能工として活躍している人材や、多能工化を希望する人材、ある程度の経験と技術を持ち、育成期間が比較的短くなるであろう人材、若手の職人等、今までみつけることが出来なかった人材も助太刀なら出会える可能性があります。

助太刀の職種組み合わせ

助太刀で登録が多い職種の組み合わせを一部抜粋しました。
この他にも、複数の職種に対応できる方の登録がございます。

まとめ

多能工推進の背景と現状についてお話をさせていただきました。
希望する建設技能者がいない、教育訓練費用の負担が大きい、育成の方法がよくわからない等、抱えている課題はさまざまあるかと思います。


助太刀では、協力業者も正社員の募集も可能です。
▶︎ 助太刀で多能工や多能工候補を探してみませんか?

今回のウェビナーでは多くの質問を頂きました。ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
次回以降のセミナーの開催については、詳細が決まり次第ご案内致します。
▶︎ 実際に話を聞きたい!という方は下記よりお問い合わせください。

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この記事を書いた人

助太刀編集部

助太刀編集部

助太刀ブログは職人と建設会社つなげるプラットフォームサービス「助太刀」から生まれた、 建設業の課題を解消するためヒントとなるメディアです。 最新のイベントやノウハウだけでなく建設業にかかわる人にとって価値のあるコンテンツをお届けしていきます。

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