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慢性的な人手不足を「助太刀」で解消。年間8社の協力会社とつながり、事業成長を加速させた。

【助太刀 選定理由・導入前の課題・導入後の効果】

導入前の課題

  • 仕事の依頼は増加する一方で、稼働可能な協力会社がまったく不足。
  • 探索手段は知人の紹介に限られ、年間に新規1社増やせればよいほう。
  • 本来3人で対応すべき現場を2人で回さざるを得ず、品質維持が難しい状況。

導入後の効果

  • 新たに協力会社8社と出会い、そのうち4社とは継続的に取引。
  • 年間約640万円の売上増につながる体制を構築。
  • 「いざとなれば助太刀で人材を探せる」という経営の安心感を獲得。

助太刀を選んだ理由

  • 代表が個人利用で手軽さと有効性を実感。
  • 閉鎖的な業界でも新たな職人とつながれる可能性。
  • 担当者の親身な対応への信頼感。

会社情報

株式会社グリーンメイク。マンションの植栽管理を主軸に造園業を展開しており、丁寧な仕事ぶりで顧客からの信頼も厚い。創業以来、右肩上がりの成長を続けている。

お話を伺った方

代表取締役 深井貴司氏
2006年9月(平成18年)に同社を設立。顧客の信頼を第一に、丁寧な仕事を信条とする。業界の慣習にとらわれず、会社の成長と従業員の働きやすさ向上のため、新しい手法を積極的に取り入れている。


林将史氏
深井氏と共に、現場管理から事業運営まで幅広く担当し、同社の成長を支える。今回の「助太刀」導入においても中心的な役割を果たした。


※本記事の発言は、主に深井氏によるものです。

導入前の課題:増え続ける依頼と人手不足のジレンマ。理想の品質を維持できないもどかしさ


当社はストックビジネスで、マンションの管理業務が7割を占めます。ありがたいことに仕事が途切れることはなく、創業以来、緩やかな右肩上がりでここまで来ました。基本的に、どんな仕事も断らないのが私たちのスタンスです。

ただ、その裏側では深刻な問題が起きていました。とにかく『人』が足りなかったのです。協力してくれる職人を探す手段は知人のつてしかなく、年に1社でも増やせればよいほうという状況でした。しかし、仕事の依頼はそのペースでは収まりません。結果として、本来3人で対応すべき現場を2人で回さざるを得ないことが増えていきました。

より丁寧に、よりよい仕事ができるはずなのに、人数が足りないためにそれがかなわない。このもどかしさが現場の士気や品質に影響しかねないと、強い危機感を持っていました。

近所で作業している植木業者を見かけた際、休憩中に声をかけに行ったこともあるほど、仲間探しは切実な課題でした。しかし日々の業務に追われ、そこに時間を割くことも難しいというのが実情で、業界は依然としてアナログでした。

導入のきっかけ:スマホで偶然見つけたサービス。個人利用で感じた確かな手応え


状況を変えるきっかけは偶然でした。スマホで検索していたときに、助太刀の広告が目に入ったのです。その『職人同士を直接つなぐ』仕組みを見たとき、純粋に『面白い』と感じました。

まずは試しに、私が個人で使い始めました。私はSNSを頻繁に活用するタイプではありませんが、自分でもスマホで簡単に操作でき、すぐに2社ほどの職人とつながることができました。

たとえば、当社の対応エリアである神奈川県にも、こうして仕事を探している植木業者がいることがわかり、これまで自分たちの狭い範囲でしか仲間を探せていなかったことに気づかされました。視野が広がる思いでした。

この業界は、良くも悪くも仲間意識が強く、やや閉鎖的なところがあります。だからこそ、新しい人とつながる機会がなかなかありませんでした。こうしたプラットフォームが持つ可能性は大きいと感じ、この手軽さと個人利用での確かな手応えが、会社として本格的に導入を検討する理由になりました。

選定の決め手:サービスの可能性と、担当者への信頼感

正直に申し上げると、導入にあたって他サービスとの比較検討は行いませんでした。それほど私にとって、ほかにないサービスだと感じていたからです。個人で使ったときの『これはいける』という実感がすべてでした。

また、担当してくれたコンサルタントの存在も大きかったですね。私たちが現場仕事でなかなか時間を取れず、返信が遅れてしまっても、こちらの都合を優先して粘り強くフォローしてくれましたし、「こういう条件の職人さんを見つけたいんだけど、どう書けば響くかな?」といった具体的な相談にも、親身になって乗ってくれました。

単なるツールの機能説明だけでなく、事業のパートナーとして一緒に走ってくれるような感覚でした。その姿勢を見て、サービスそのものへの信頼感も深まりましたね。
やはり、どんなツールでも最後は『人』です。担当者への信頼感が最終的な決め手になりました。

おかげで、実際に使い始めてから、新たに協力会社8社と取引を開始しました。そのうち4社とは、現在も継続的に取引しています。さらに、助太刀で出会った事業者が別の事業者を紹介してくれるという、紹介の連鎖が生まれました。新しい風が、確実に会社に入ってきていると感じています。

導入後の効果:協力会社の増加がもたらした、売上と「経営の安心感」


助太刀を導入して一番よかったのは、やはり『人が増えたこと』に尽きます。人員が増えたことで体制が強化され、結果的に年間約640万円の売上増につながっています。

しかし、経営者としてそれ以上に大きいと感じているのは、『経営の安心感』を得られたことです。万が一、現在の協力会社との取引が途絶えても、助太刀を使えば新たなパートナーを探せます。この心の支えは、非常に大きな収穫です。

これまでは人手不足という『守り』の課題に追われていましたが、今はようやく本来やりたかった『攻め』――すなわち仕事の品質向上――に、より一層注力できるようになりました。
最後に、同じように悩んでいる経営者の方にお伝えしたいことがあります。

いつも同じやり方では、同じ結果しか生まれません。やり方を変える、そこに一石を投じる勇気が大切ではないでしょうか。私たちも、まだまだこれからです。助太刀で出会った新しい仲間と、より丁寧で、よりよい仕事を重ねていきたいと考えています。

この記事を書いた人

助太刀編集部

助太刀編集部

助太刀ブログは職人と建設会社つなげるプラットフォームサービス「助太刀」から生まれた、 建設業の課題を解消するためヒントとなるメディアです。 最新のイベントやノウハウだけでなく建設業にかかわる人にとって価値のあるコンテンツをお届けしていきます。

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