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カギは午前中の“助太刀タイム”利益を生む協力会社の探し方とは

【助太刀 選定理由・導入前の課題・導入後の効果】

導入前の課題:

  • 協力会社探しは、知り合いからの紹介に限られ、新しい出会いがほとんどできなかった。
  • 人手不足の背景から、発注側の立場が弱くなりがちであり、コストが想定を上回ってしまったことも多かった。

導入後の効果:

  • これまで接点のなかった新規協力会社4社と出会え、継続的な取引に繋がっている。
  • 導入費用を大きく上回る、月20〜30万円の利益増を達成した。

助太刀を選んだ理由:

  • 「助太刀なくして職人は集められない」という、信頼する経営者からのリアルな口コミが決め手となった。
  • 担当コンサルタントによるデータに基づいた手厚い活用サポートがあったこと。

協力会社・職人を探すなら、助太刀

会社情報 

株式会社レイズ

高速道路や地下鉄、リニアモーターカーなど、公共インフラの土木工事を主体事業とする。30〜40代の若手従業員が中心で、勤続20年近い社員も在籍するなど、高い人材定着率を強みとしている。「助太刀百名社」選出企業。

実際に有料で使用する画面が見れる



福島 純平 氏 
株式会社レイズ 代表取締役。民間の土木会社での勤務を経て、個人事業主として独立し法人化。インフラ工事の分野で豊富な経験と実績を持つ。業界の慣習にとらわれず、新たなツールを積極的に活用し、経営の最適化を追求している。

助太刀百名社とは

建設人材マッチングプラットフォーム「助太刀」が、協力会社確保で卓越した成果を収めた工事会社100社を選出する「助太刀 百名社 2025」。その一社に、株式会社レイズが選出されました。

若手人材の定着率が高く、公共インフラという安定した事業基盤を持つ株式会社レイズ。しかし、その成長の裏側では、業界特有の「協力会社不足」という課題が、常に経営の悩みの種となっていました。

従来の慣習から抜け出せず、もどかしい状況にあった同社が、ITツール「助太刀」をいかにして活用し、事業の流れを大きく変えることに成功したのか。その独自の活用術と、導入によって生まれた確かな成果について、代表取締役の福島 純平氏に詳しく伺いました。

「良い職人は誰も手放さない」──つてに頼るしかなかった、もどかしい日々

弊社は高速道路や地下鉄といった公共土木工事をメインに手掛けています。強みは、この業界では珍しく30〜40代の若い従業員が多く、定着率も高いことですね。一番長い社員は、もうすぐ勤続20年になります。

事業自体は安定していましたが、長年の課題は協力会社さんの探し方でした。以前は、知り合いの業者さんからの紹介が全て。いつも同じ人に声をかけ、その人の繋がりの中で対応可能かどうかの返事を待つだけ。非常に狭い世界で人探しをしていたと感じます。1年で新しくお付き合いが始まる業者さんは、片手で数えるほどでした。

もちろん、飛び込みで電話をかけたこともあります。ですが、全く相手にされませんでしたね。私たちのような会社は営業に不慣れで、営業してくる会社に対して足元を見られるのではないかという警戒心が強いのです。それは逆の立場でも同じで、慢性的な人手不足ですから、高い金額を提示されることがしばしばありました。

何より、業者間の紹介だと、本当に腕が良くて信頼できる会社は、誰も手放しません。だから、なかなか新しい良い出会いには繋がらない。事業を拡大したくても、人が足りずに機会を逃してしまう。そんなもどかしい状況が続いていました。

協力会社・職人を探すなら、助太刀

午前中は“助太刀タイム”。400件のアプローチが事業の流れを変えた

転機になったのは、知り合いの経営者から聞いた「助太刀なくしては職人は集められないよ」という一言でした。そんなにすごいサービスがあるのかと、最初は半信半疑でしたが、その生の声を信じて導入してみることにしたんです。

実際に使ってみると、これまで出会うきっかけすらなかった新規の業者さんと、本当に出会えるんだという実感を得ることができました。今では、助太刀を通じて知り合った4社と定期的に取引が続いています。

2024年の12月に助太刀を使い始めましたが、3ヶ月後くらいには、助太刀の導入費用を回収できるほどの利益が出ていました。計算すると、月に20〜30万円ほどの利益が出たことになります。

私がやったことは、担当のコンサルタントに教わったことを淡々と実践しただけです。特に効果的だったのは、午前中を「助太刀に集中する時間」と決めて、他の業務を一切しないというルーティンを組んだこと。

集中してキーワード検索でユーザーさんにアプローチをかけ、1週間もすれば新規の方がいなくなるので、しばらく休む。そして、また新しい登録者が増えた頃に再開する。このサイクルで、気づけば400件近くの協力会社候補にメッセージを送っていました。

助太刀の担当コンサルタントとの月1回の打ち合わせも、非常にためになりました。統計データを見せてもらいながら「次はこうしましょう」と具体的なアドバイスをもらえるので、自分の努力と成果が可視化できたんです。あれがなければ、きっと途中で諦めていたと思います。

手厚いサポートが、ITへの苦手意識を払拭してくれた

正直に言うと、私も含めこの業界はまだまだITに不慣れな人間が多いんです。FAX文化がいまだに残っているくらいですからね。私自身、過去に請求書や見積書を管理する高価なシステムを導入したものの、結局使いこなせずに全て解約した、という苦い経験もあります。だから、助太刀を導入する際も「自分で使いこなせるだろうか」という不安はありました。

その点、助太刀の担当の坂本さんが使い方を丁寧に教えてくれたのが本当に大きかった。月1回の打ち合わせで少しずつ理解が深まっていき、自分の努力が成果に繋がることが実感できたからこそ、続けることができました。

以前は新しい現場の話がきても、「人が集まるだろうか…」と不安が先に立ちましたが、今は「まず助太刀で募集をかけてみよう」と、前向きに考えられるようになりました。おかげで、これまでなら断っていたような案件も受けられるようになり、事業全体の流れも明らかに良くなっています。

「助太刀」を武器に、社員の給与を業界平均の2倍へ

今後の目標は、うちで頑張ってくれている従業員の給料を、業界平均の1.5倍、できれば2倍くらいまで引き上げてあげることです。そのためには、会社の売上をさらに伸ばしていかなければなりません。

助太刀のおかげで、事業拡大のボトルネックだった人材確保に、確かな手応えを感じています。これからも、新しく出会う協力業者さんの力を借りながら、この目標を実現するために攻めの経営を続けていきたいと考えています。

もし、昔の私と同じように協力会社探しで悩んでいる方がいるなら、ITは分からない、面倒くさいという先入観を捨てて、助太刀を使ってみることをお勧めします。その一歩が、会社の未来を大きく変えるきっかけになるはずです。

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協力会社・職人を探すなら、助太刀

この記事を書いた人

助太刀編集部

助太刀編集部

助太刀ブログは職人と建設会社つなげるプラットフォームサービス「助太刀」から生まれた、 建設業の課題を解消するためヒントとなるメディアです。 最新のイベントやノウハウだけでなく建設業にかかわる人にとって価値のあるコンテンツをお届けしていきます。

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